白露とは?秋の気配が深まるころを表す二十四節気
「白露」と書いて「はくろ」と読みます。
白露とは、1年を24の季節に分けた二十四節気のひとつ。夏の暑さが少しずつ落ち着き、秋の気配が深まっていくころを表す言葉です。
……とはいえ、9月上旬といえば、まだまだ暑い日もありますよね。
「白露なのに、全然涼しくないぞ?」
うむ。その感覚、まったくおかしくないぞw
白露は「この日から急に涼しくなる」という意味ではありません。太陽の動きをもとに、季節が少しずつ秋へ進んでいくことを示す暦の目安なのじゃ。
30秒で分かる「白露」

白露は二十四節気のひとつで、秋の気配が深まるころを表す言葉。2026年は9月7日が白露です。まだ暑さが残る時期ですが、朝夕の空気や草木などに少しずつ秋を感じる季節の目印とされています。
2026年の白露は9月7日。
国立天文台の暦では、2026年9月7日23時41分に白露を迎えます。白露は太陽黄経165度にあたり、二十四節気は太陽の動きを基準にして季節を24の区分に分けたものです
白露のひとつ前は、暑さがおさまるころを表す処暑。その次にやってくるのが秋分です。
処暑を過ぎ、白露を迎えるころには、暦の上では夏からさらに秋へと季節が進んでいるわけですな。
では、なぜ「白露」という名前なのでしょう。
その名前からも分かるように、ポイントになるのが「露(つゆ)」です。
秋の朝、草の葉や植物などを眺めていると、小さな水滴がついていることがあります。
これが「露」。
気温が下がってくると、空気中の水分が水滴となって、草木などに現れることがあります。
昔の人は、こうした空や風、草木の変化を身近に観察しながら、季節の移り変わりを感じていました。
「白露」という名前にも、秋になり、露が見られるころという季節のイメージが込められているのですな。
もちろん、白露を迎えた翌朝に全国の草木が一斉に露で真っ白になる……という意味ではありませんぞw

露の見え方は、地域や天候、その日の気温などによっても変わります。
それでも、夏の盛りを越えたころに朝の空気が少し変わったり、日の出前の草木に水滴を見つけたりすると、「季節が動いているな」と感じることがあります。
ここが二十四節気の面白いところじゃ。
カレンダーの日付だけを見るのではなく、実際の自然と暦を重ねてみると、昔の人が季節をどのように捉えていたのかが少し見えてきます。
そして、白露という言葉は季節の挨拶にも登場します。
「白露の候」は、白露の時期に使われる時候の挨拶のひとつ。手紙や文書などで、その時期の季節感を伝える表現として使われます。
「白露って、単なる二十四節気の名前じゃなかったのか!」
そう思ったなら、今日の「へぇ~!」はひとつ見つかったようじゃな。
処暑のころには「まだ暑いのに、もう秋?」と思っていたのが、白露になると朝夕の空気や草木に少しずつ変化が見えてくる。
そんな「暦と実際の季節を重ねて見る」楽しみ方ができるのも、二十四節気の面白さです。
白露の次は秋分。
夏から秋へ向かう季節は、一気に変わるのではなく、少しずつその表情を変えていきます。
さて、白露を迎えた朝。
いつもの道端や庭の草木を、ちょっとだけ眺めてみるかの。
「露、どこかに見つかるかな?」
そんな小さな発見から、秋を感じてみるのも面白いぞ。

