「立夏とは、どんな意味?」「立夏になったら、もう夏なの?」と疑問に思ったことはありませんか。
立夏(りっか)は、暦の上で夏が始まることを表す二十四節気のひとつです。新緑が鮮やかになり、日差しにも初夏らしさが感じられる時期にあたります。
この記事では、立夏の読み方や意味、由来、時期、暮らしとの関係について、わかりやすく解説します。
One of the 24 solar terms in the traditional Japanese calendar.
立夏とは?30秒でわかる意味
立夏とは、暦の上で夏の始まりを表す二十四節気のひとつです。
- 読み方: りっか
- 意味: 夏の気配が感じられ、夏が始まるころ
- 時期: 例年5月5日ごろ
- 季節: 春から夏への移り変わり
- 次の節気: 小満(しょうまん)
立夏を迎えるころは、木々の緑が濃くなり、暖かい日が増えてきます。ただし、立夏になったからといって、気象的にも夏本番になるわけではありません。
立夏の読み方と意味
立夏は「りっか」と読みます。
「立」という漢字には、物事が始まるという意味があります。「夏」と組み合わせることで、夏が始まる時期を表しています。
二十四節気では、立春・立夏・立秋・立冬が、それぞれ春・夏・秋・冬の始まりを示す節目とされています。
立夏はそのひとつで、春から夏へと季節が移り変わる目印です。
立夏はいつ?何月何日ごろ?
立夏は、例年5月5日ごろに訪れます。年によって日付や時刻が変わるため、毎年必ず同じ日になるわけではありません。
立夏は、太陽の通り道を基準に定められています。現在の二十四節気では、太陽の黄経が45度になる瞬間が立夏です。
その瞬間を含む日を立夏の日とし、暦の上ではそこから次の節気までの期間も立夏と呼ぶことがあります。
なお、5月上旬の日本は、地域によって気温や天候に違いがあります。暖かく過ごしやすい地域もあれば、朝晩に肌寒さが残る地域もあります。
立夏の時期はどんな季節?

立夏を迎えるころは、春のやわらかな雰囲気から、初夏の明るく力強い季節へと移り変わっていきます。
新緑が美しくなる
木々の葉が成長し、山や公園では鮮やかな緑が目立つようになります。若葉が生き生きと茂る景色は、立夏の季節を象徴する風景のひとつです。
日差しが強くなり、日中は暖かい
日差しに初夏らしさが感じられ、日中は半袖で過ごせる日も増えてきます。一方で、朝晩は冷え込むこともあるため、気温の変化に合わせた服装が大切です。
農作物が成長する時期
春に芽吹いた植物が成長し、農作業も本格化していきます。田植えや畑仕事など、地域や作物によってさまざまな農作業が行われる時期です。
立夏の由来と二十四節気との関係
二十四節気は、太陽の動きを基準に1年を24の季節の目印に分けたものです。古代中国で生まれ、日本でも季節を知るための暦として長く使われてきました。
立夏は、春分と夏至の間に位置する節気です。
春分を過ぎて太陽の位置が変化し、夏至へ向かっていく途中に、暦の上で夏の始まりを示す立夏が置かれています。
ただし、二十四節気は現代の日本の気温や天候を直接示すものではありません。立夏の時期に肌寒い日があったり、地域によって季節の感じ方が異なったりするのは自然なことです。
立夏と小満の違い
立夏と小満(しょうまん)は、どちらも初夏の季節を表す二十四節気ですが、意味する段階が異なります。
- 立夏: 夏の気配が感じられ、暦の上で夏が始まるころ。
- 小満: 草木が成長し、生命力が満ち始めるころ。
立夏は夏の始まりを示す節目であり、小満はその少し先に訪れる節気です。立夏から小満へと進むにつれて、植物の緑がいっそう濃くなり、季節の移り変わりを感じられるようになります。
立夏の時期に意識したい暮らしのポイント
立夏のころは、気温や日差しの変化に合わせて、日々の暮らしを少しずつ初夏仕様に整えていくのもよいでしょう。
- 服装を調整する: 日中は暖かくても朝晩は冷えることがあるため、脱ぎ着しやすい上着を用意する。
- 日差しへの対策を始める: 外出時は帽子や日傘などを活用し、紫外線や暑さに備える。
- 季節の自然を楽しむ: 新緑の散歩や庭の植物の手入れなど、初夏ならではの風景を楽しむ。
- 気温の変化に気を配る: 暖かさに慣れていない時期でもあるため、気温や体調に合わせて無理なく過ごす。
立夏は、季節の変化を感じながら、夏に向けた暮らしの準備を始めるよい目安になります。
まとめ|立夏は暦の上で夏が始まる節気
立夏(りっか)は、二十四節気のひとつで、暦の上で夏が始まることを表します。例年5月5日ごろに訪れ、新緑が美しくなり、日差しに初夏らしさが感じられる時期です。
立夏を迎えても、すぐに暑い夏になるわけではありません。地域や天候によって季節の感じ方は異なりますが、春から夏へと移り変わる大切な節目であることに変わりはありません。
暦の言葉をきっかけに、身近な自然や日々の暮らしの中にある季節の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

