大暑とは?夏の暑さがもっとも極まるころ
「大暑」と書いて**「たいしょ」**と読みます。
大暑とは、1年を24の季節に分けた二十四節気のひとつ。
その名前のとおり、夏の暑さがもっとも極まるころを表す季節の節目です。
……とはいえ、
「大暑って、暑さのピークってこと?」
と思った人も多いじゃろう。
うむ。ざっくり言えば、それでOK。
ただし、大暑は「一年で一番暑い日」という意味ではありません。
太陽の動きをもとに決められた、夏の暑さが本格的に厳しくなる時期を表しているのですな。
One of the 24 solar terms in the traditional Japanese calendar.
【30秒で分かる「大暑」】
大暑は、二十四節気のひとつで、夏の暑さがもっとも極まるころを表します。
2026年の大暑は7月23日(木)。
国立天文台の暦では、2026年7月23日4時13分に太陽黄経が120度となり、大暑を迎えます。
大暑は、二十四節気の「小暑」の次にあたり、その次には立秋がやってきます。
つまり、
小暑 → 大暑 → 立秋
という流れ。
暦の上では、夏の暑さが大きく進んだところから、少しずつ次の季節へ向かっていくわけですな。
大暑とは?二十四節気のひとつ
そもそも「大暑」とは何なのでしょう。
二十四節気は、太陽の動きをもとに1年を24の節目に分けたものです。
それぞれの節気は、太陽黄経という角度によって決められています。
大暑は太陽黄経120度。
国立天文台では、大暑について、
「夏の暑さがもっとも極まるころ」
と説明しています。
「大暑」という名前を見ると、
大きな暑さ
という文字そのままの意味に見えますなw
実際、その名のとおり、夏の暑さが本格的になる時期を表しています。
ただし、ここで注意したいのが、
大暑=一年で一番暑い日
ではないこと。
大暑はあくまで季節の目印です。
実際の気温は、その年の天候や地域によって大きく変わります。
なので、
「大暑の日が必ず最高気温になる」
という意味ではありません。
ここは覚えておくとよいでしょう。
2026年の大暑は7月23日
では、2026年の大暑はいつなのでしょう。
**2026年7月23日(木)**です。
国立天文台の2026年暦要項では、大暑は次のようになっています。
- 日付:2026年7月23日
- 時刻:4時13分
- 太陽黄経:120度
つまり、単純に「7月23日」という日付だけで大暑が決まっているわけではありません。
太陽がその位置に達する天文学上の瞬間が大暑なのです。
これ、ちょっと面白いところですな。
「暦の言葉」なのに、その基準にはちゃんと太陽の動きが使われている。
二十四節気が長いあいだ使われてきた理由のひとつも、こうした自然の変化と暦が結びついているところにあります。
大暑は「小暑」の次
大暑のひとつ前にあるのが、**小暑(しょうしょ)**です。
小暑は「暑気に入り、梅雨のあけるころ」とされ、大暑はその次にやってきます。
つまり、
小暑
↓
暑さが本格化
大暑
↓
夏の暑さがもっとも極まるころ
立秋
↓
暦の上では秋へ
という流れ。
「立秋」と聞くと、
「えっ、まだこんなに暑いのにもう秋?」
と思ってしまいますよなw
でも、二十四節気は「その日に突然季節が変わる」というものではありません。
自然の変化を、太陽の動きを基準に区切って見ていくための目印なのです。
だから大暑から立秋に向かっても、実際の暑さがすぐになくなるわけではありません。
「大暑=一番暑い日」ではない?
ここは、大暑について検索する人が気になるところでしょう。
結論から言えば、
大暑は「一年で一番暑い日」という意味ではありません。
大暑は、太陽黄経120度という天文学的な基準で決まる二十四節気です。
一方、実際の気温は、
- 地域
- 天候
- 湿度
- 風
- 海からの距離
- その年の気候
などによって変わります。
そのため、大暑の日より後に猛烈な暑さになることもあります。
「大暑だから最高気温が一番高い」
というわけではないのですな。
むしろ、
「一年の中でも暑さが厳しくなる季節に入っていることを知らせる暦の目印」
と考えると分かりやすいでしょう。
大暑のころ、実際の季節はどんな時期?
大暑のころになると、日本では本格的な夏を感じる日が増えてきます。
強い日差し。
朝から高い気温。
夕方になっても残る暑さ。
そして、突然の夕立や雷雨。
地域によっては、夏休みに入った子どもたちの姿も増えてくるころですな。
暦の上だけではなく、生活の中でも、
「ああ、夏が来たな」
と感じやすい時期でしょう。
ただし、日本は南北に長い国。
北海道と沖縄では気候が大きく違います。
同じ「大暑」でも、感じる暑さや季節の風景は地域によって変わります。
これも、暦と実際の自然を比べてみる面白さのひとつです。
大暑のころに気をつけたい「暑さ」
大暑のころは、暑さそのものだけでなく、暑さによる体への負担にも注意したい時期です。
特に日中の屋外では、強い日差しと高温によって体力を消耗しやすくなります。
外出するときは、
- こまめに水分をとる
- 無理をしない
- 涼しい場所で休む
- 日差しを避ける
など、暑さに合わせた過ごし方を心がけたいところ。
「暦の上で大暑だから」というより、
実際に暑さが厳しくなる季節だからこそ、体調にも目を向ける。
そんなふうに考えると、大暑という言葉も身近になりますな。
大暑と夏の風物詩
大暑のころには、いかにも夏らしい風景が増えてきます。
蝉の声。
入道雲。
夏祭り。
花火。
海水浴。
冷たい飲み物。
夕方の風。
そして、暑い日の夕立。
こうした風景を見ていると、「大暑」という言葉が単なる暦の用語ではなく、日本の夏そのものを感じる季節の目印にも思えてきます。
もちろん、すべての地域で同じ風景になるわけではありません。
それでも、
「一年の中で、暑さが本格的に極まっていく時期」
という大暑のイメージは、今の暮らしの中でも十分感じられるでしょう。
大暑の次は「立秋」
そして、大暑を過ぎると次の二十四節気は立秋です。
立秋は、暦の上で秋の始まりを表す節気。
「大暑の次がもう秋?」
と驚いてしまいますなw
しかし、これも二十四節気の面白いところ。
暦の上で季節が先へ進んでも、実際の気温はまだまだ夏。
むしろ一年でも特に暑さが厳しい時期です。
だからこそ、
「暦では秋へ向かっている。でも、現実にはまだ夏真っ盛り」
という、この少し不思議な感覚が生まれます。
季節は一日で切り替わるものではありません。
大暑から立秋へ。
そして少しずつ、秋へ向かって自然が変化していく。
二十四節気は、そんな季節の移り変わりを感じるための目印でもあるのですな。
大暑を知ると、夏の見え方が少し変わる
大暑という言葉だけを見ると、
「暑い日」
くらいに思ってしまうかもしれません。
でも、調べてみると、
太陽の位置。
二十四節気。
小暑から大暑、そして立秋へ進む季節。
実際の暑さ。
日本の夏の風景。
こうしたものが全部つながっています。
カレンダーに「大暑」と書かれていたら、
「いよいよ夏の暑さが極まるころなんだな」
と、空を見上げてみる。
蝉の声を聞いてみる。
夕方の空や入道雲を眺めてみる。
そうすると、「大暑」という二文字が、ただの暦の言葉ではなくなってきます。
まとめ|大暑は夏の暑さがもっとも極まるころ
大暑は、二十四節気のひとつ。
夏の暑さがもっとも極まるころを表す季節の節目です。
2026年の大暑は7月23日(木)4時13分。
太陽黄経は120度です。
大暑は一年で一番暑い「日」を意味するわけではありません。
太陽の動きをもとに、
「このころから夏の暑さが厳しくなっている」
と季節を知るための目印なのです。
そして大暑を過ぎれば、次は立秋。
まだまだ暑い日が続く中で、暦だけは少しずつ秋へ向かっていきます。
それもまた、日本の季節の面白いところ。
暑さに負けそうな日は、無理をせず涼しく過ごす。
そして少し余裕があれば、
「今は大暑なんだな」
と、空や雲、蝉の声に目を向けてみる。
暦と自然を重ねてみると、いつもの夏が少し違って見えるかもしれませんな。
次の二十四節気は、立秋です。
暑さの中に、ほんの少しずつ次の季節の気配を探してみるのもよいでしょう。
