小暑(しょうしょ)とは、二十四節気のひとつで、夏の暑さが本格的になり始めるころを表す言葉です。
毎年7月7日ごろに訪れ、夏至の次、大暑の前にあたります。
「小暑って、暑さが始まる日なの?」
そんな疑問を持つ人もいるかもしれませんな。
小暑は、特定の日に突然暑くなるという意味ではありません。太陽の動きをもとに、季節が夏本番へ向かっていく節目を示しています。
梅雨の雨が続く地域もあれば、強い日差しに夏を感じる地域もある時期。暦と実際の天候を比べてみると、小暑という言葉の意味がより分かりやすくなります。
One of the 24 solar terms in the traditional Japanese calendar.
30秒で分かる「小暑」
小暑について、まずは基本を押さえておきましょう。
- 読み方: しょうしょ
- 分類: 二十四節気のひとつ
- 時期: 毎年7月7日ごろ
- 季節: 夏
- 意味: 暑さが少しずつ強まり、夏本番へ向かうころ
- 前の節気: 夏至(げし)
- 次の節気: 大暑(たいしょ)
2026年の小暑は7月7日です。
小暑は、太陽黄経が105度に達する瞬間を基準に定められています。日付は年によって変わる場合があります。
つまり、小暑は「一年で一番暑い日」ではなく、夏の暑さが本格化していく季節の目印なのですな。
小暑とは?二十四節気のひとつ
二十四節気は、太陽の動きをもとに一年を24の節目に分けた暦です。
古くから季節の変化を知る目安として使われ、農作業や日々の暮らしとも深く関わってきました。
小暑は、その二十四節気のうち夏至の次に位置する節気です。
名前に使われている「暑」という字は、暑さを表します。「小」は、次に訪れる大暑と対比すると理解しやすいでしょう。
小暑は暑さが強まり始めるころ、大暑は暑さがさらに厳しくなるころを表しています。
ただし、これは暦の上での季節の区分です。小暑の日に必ず気温が上がるわけではなく、実際の気候は地域や年によって異なります。
2026年の小暑はいつ?
2026年の小暑は、7月7日(火)です。
小暑の日付は、毎年固定されているわけではありません。太陽の位置を基準に決められるため、年によって日付や時刻が変わります。
2026年は、太陽黄経が105度となる7月7日10時57分に小暑を迎えます。
二十四節気では、節気が始まる日を指して使う場合と、次の節気までの期間を指して使う場合があります。
そのため、「小暑の日」と「小暑の期間」を分けて考えると分かりやすくなります。
小暑から次の大暑までは、およそ15日間です。
小暑の由来と太陽黄経105度の意味

小暑は、古代中国で生まれた二十四節気に由来します。
太陽の動きをもとに一年を24に分けることで、季節の進み具合を把握しやすくしたものです。
小暑は、太陽黄経が105度になることを基準にしています。
太陽黄経とは、黄道上における太陽の位置を角度で表したものです。春分を0度として、太陽が一年をかけて移動する位置を示します。
少し専門的な言葉ですが、難しく考える必要はありません。
小暑は、単に「暑くなってきたから決められた日」ではなく、太陽の位置という天文学的な基準に基づいた節気なのです。
昔の人々は、こうした暦を季節の変化や農作業の目安として暮らしに取り入れてきました。
小暑なのに、まだ梅雨のことがあるのはなぜ?
小暑は7月上旬にあたりますが、日本では梅雨の最中という地域もあります。
「暑さが本格化するころなのに、雨ばかりなの?」
と思うかもしれませんな。
これは、二十四節気が実際の天気や梅雨明けの日を直接決めているわけではないためです。
梅雨明けは、気圧配置や前線の動きなどに左右され、地域や年によって時期が変わります。
そのため、小暑のころには次のような違いが見られます。
- 雨が続き、湿度の高い日が多い地域
- 梅雨明けが近づき、晴れ間が増える地域
- すでに夏らしい強い日差しが続く地域
同じ日本でも、気候は一様ではありません。
小暑は季節の目安として捉え、実際の天候は地域の気象情報で確認するのがよいでしょう。
小暑と夏至・大暑の違い
小暑の前後にある節気を知ると、夏の季節の流れが分かりやすくなります。
夏至は昼が最も長くなるころ
夏至は、北半球で一年のうち昼の長さが最も長くなるころを表します。
夏至を過ぎると、昼の長さは少しずつ短くなっていきます。
ただし、昼の長さが短くなり始めても、気温がすぐに下がるわけではありません。
小暑は暑さが本格化し始めるころ
夏至の次に訪れるのが小暑です。
梅雨の終わりと重なる地域もあり、夏の暑さが少しずつ強まっていく時期にあたります。
大暑は暑さがさらに厳しくなるころ
小暑の次は大暑です。
大暑は、暦の上で夏の暑さが極まるころを表します。
ただし、実際に一年で最も暑い日が大暑と一致するとは限りません。
夏至、小暑、大暑という順番を知っておくと、暦が示す季節の移り変わりを理解しやすくなります。
小暑のころの気候と暮らし
小暑のころは、日差しの強さや蒸し暑さを感じる日が増えてきます。
晴れた日は気温が上がり、湿度が高い日には汗が蒸発しにくくなるため、体に熱がこもりやすくなります。
屋外で作業や運動をする場合は、暑さに十分注意したい時期です。
- こまめに水分を補給する
- 気温や湿度に合わせて休憩する
- 日差しを避け、涼しい場所を利用する
- 室内でもエアコンなどを適切に使用する
暦の上で小暑を迎えたからといって、すべての地域が同じ気候になるわけではありません。
その日の気温や体調に合わせて、無理のない過ごし方を心がけましょう。
小暑と七夕の関係
小暑の時期は、七夕と重なることでも知られています。
七夕は一般的に7月7日に行われる行事で、笹に短冊を飾り、願い事を書く風習が広く親しまれています。
ただし、小暑と七夕は同じものではありません。
小暑は二十四節気のひとつで、七夕は伝統的な年中行事です。日付が重なることが多いため、季節の話題として一緒に紹介されることがあります。
また、七夕には旧暦や地域の慣習に基づき、別の日に行われるものもあります。
暦の節目と年中行事を合わせて知ると、昔から続く季節の文化も楽しめますな。
小暑のころに旬を迎える食べ物
小暑のころには、夏野菜や果物が食卓に並ぶようになります。
代表的なものには、きゅうり、なす、とうもろこし、桃、すいかなどがあります。
- きゅうり: みずみずしく、夏の料理に使いやすい野菜
- なす: 焼き物や煮物、漬物などで楽しめる夏野菜
- とうもろこし: 甘みのある夏の味覚
- 桃: 初夏から夏にかけて親しまれる果物
- すいか: 暑い時期に人気のある夏の果物
旬の時期は、品種や産地、栽培方法によって異なります。
季節の食材を取り入れることも、小暑のころの暮らしを楽しむ方法のひとつです。
小暑を過ぎると、次は大暑へ
小暑の次に訪れる二十四節気は、大暑です。
小暑が暑さの本格化し始めるころを表すのに対し、大暑は暑さがさらに厳しくなるころを表しています。
その後には立秋が訪れ、暦の上では秋へと季節が進みます。
ただし、立秋を迎えたからといって、実際の気温がすぐに下がるわけではありません。暦の季節と実際の気候には、時間差があるのです。
小暑から大暑、そして立秋へ。
こうした節気のつながりを知ることで、夏がどのように進んでいくのかを、暦の視点から感じられます。
小暑を知ると、夏の見え方が少し変わる
小暑は、夏の暑さが少しずつ強まり、本格的な夏へ向かっていくことを知らせる節目です。
太陽の位置を基準に定められた暦でありながら、梅雨や七夕、旬の食べ物など、私たちの暮らしとも深くつながっています。
カレンダーに「小暑」と書かれていたら、空の様子や気温、季節の食材に目を向けてみるのもよいでしょう。
いつもの夏の風景も、暦の意味を知ることで少し違って見えるかもしれませんな。
まとめ|小暑は夏の暑さが本格化し始める節目
小暑は、二十四節気のひとつで、夏の暑さが少しずつ強くなるころを表します。
2026年の小暑は7月7日(火)。太陽黄経が105度になることを基準に定められています。
小暑は一年で最も暑い日という意味ではなく、夏至から大暑へと向かう季節の節目です。
梅雨の雨や強い日差し、七夕の風習、旬の食べ物など、身近な自然や暮らしにも季節の変化が表れます。
暦の言葉をきっかけに、夏の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか。
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